2015山科川ガサガサ探検隊+川の安全講習
平成27年8月23日(日)10:00~15:00
場所:京都府京都市山科区 勧修寺公園付近の旧安祥寺川と山科川合流地点
参加者数:子ども5人、支援スタッフ2人、保護者1人、京都教育大学生4人、視察1人
総勢14人
天気:快晴、微風
気温:32.9℃(13時~13時半)
夏休みも終盤の8月23日、今回のかわまちの活動は街の中を流れる川でのガサガサ探検生き物調査と川遊びです。
場所は京都府と滋賀県の境を流れる山科川が旧安祥寺川が合流する地点です。
この川は音羽山から山科盆地を貫き伏見で宇治川へ合流するまで街の中を流れています。
3年3回目となる街中を流れる山科川での活動、さてどのような発見があったのでしょうか?
はじめに参加メンバーの自己紹介です。
河川レンジャーの居原田さん、理事の玉井さんからこの日の活動内容を確認します。
初めて参加する学生スタッフは少し緊張した様子、川に関しては子供たちのほうがよく知っており先輩になります。
子どもたちも元気いっぱいに挨拶してくれました。
川遊びの前に淀川の河川レンジャーの方に川の安全講習をしてもらい、川で遊ぶ際に注意することや何も知らずに川で遊ぶというのは危険ということを教えていただきました。
川に学ぶ体験活動協議会が出しているDVD「なまず大先生とおねえさんのワル河童を探せ!」で分かりやすく解説。
このDVDでは川に潜む危険をワル河童のイタズラに置き換えて説明しており、水難事故の事例を紹介していました。
子供たちだけでなく学生スタッフも真剣なまなざしで見ます。
ビデオを見た後はライフジャケットを身に着けいよいよ川遊びスタート!
ビデオで見た救助ロープを実際に投げてみます。
山なりになって届かなかったり、目標の手前になったり意外と難しい・・・
ペットボトルはどのくらい効果があるのかというのも実際に体験してみて改めて分かるものですね。
旧安祥寺川でガサガサ探検!何か見つかったかな?
次は山科川で川遊び!流れが速いから気を付けて!
山科川は旧安祥寺川と違い流れも急で水温も違います。
しっかり準備体操しないと危ないかもしれません。
が、子ども達には問題ないようで元気に川遊びを楽しんでいました。
堰からジャンプしたり、川を流れたり、合流地点でどこから水温が変わるのかを調べたり、筒を用いたミニ水道?など前回よりも多くの遊びを見つけて体験していました。
お昼ご飯を食べた後は山科川でガサガサ探検。
網を片手に生き物さがし、どこにいるかな?
山科川と旧安祥寺川でのガサガサ探検で見つかったもの。
昆虫:カワトンボ、、ショウリョウバッタ、コオニヤンマのヤゴ、他3種
魚 :ムギツク、カワムツの稚魚、ヌマエビの仲間、他3種
その他見られた生き物:
ヌマガエル、アカミミガメ、アメリカザリガニ、ダイサギ、セグロセキレイ
水温が高く水量が少ない旧安祥寺川で多くの生き物が見つかりました。
山科川では中洲になっている土砂のたまり付近で多くの生き物が見られました。
ガサガサ探検の次は山科川と旧安祥寺川の水質調査と水温調査です。
水質調査はCODパックテストを以下の4か所で行いました。
山科川の流れ: 4
山科川中洲たまり:5
旧安祥寺川: 2
旧安祥寺川たまり:2~4
比べてみると山科川の水温は25.7℃、旧安祥寺川は29.1℃と約4℃も違いました。
これは山科川が音羽の滝を源流にしているのに対し、旧安祥寺川は農業用水路として作られたための違いと考えられます。
夏休み最後のイベントとなった今回のかわまちの活動。
学生スタッフとして参加した私も多くのことを学びました。
特に堰の滝になっている部分の複雑な流れは浮を浮かべてみて実際に見て分かったので子どもたちにもよくわかったと思います。
河川レンジャーの方から指導していただいた安全講習も将来川で遊ぶときに役に立つと思います。
前回木津川のシャワークライミングに参加した時よりも子どもたちの元気な表情や遊びを考え出す豊かな想像力に驚きました。
身近にある川は様々な生き物や、新たな遊び、新たな発見、新しい出会いの宝庫で子ども達も学生スタッフ含め大人も良い経験になったと感じます。
実際に体験して身に着けていく体験型学習の魅力を改めて感じられるとても良い機会でした。
最後に協力いただいた関係者の皆様、河川レンジャーの方とても勉強になりました。ありがとうございました。
京都教育大学 河合
場所:京都府京都市山科区 勧修寺公園付近の旧安祥寺川と山科川合流地点
参加者数:子ども5人、支援スタッフ2人、保護者1人、京都教育大学生4人、視察1人
総勢14人
天気:快晴、微風
気温:32.9℃(13時~13時半)
夏休みも終盤の8月23日、今回のかわまちの活動は街の中を流れる川でのガサガサ探検生き物調査と川遊びです。
場所は京都府と滋賀県の境を流れる山科川が旧安祥寺川が合流する地点です。
この川は音羽山から山科盆地を貫き伏見で宇治川へ合流するまで街の中を流れています。
3年3回目となる街中を流れる山科川での活動、さてどのような発見があったのでしょうか?
はじめに参加メンバーの自己紹介です。
河川レンジャーの居原田さん、理事の玉井さんからこの日の活動内容を確認します。
初めて参加する学生スタッフは少し緊張した様子、川に関しては子供たちのほうがよく知っており先輩になります。
子どもたちも元気いっぱいに挨拶してくれました。
川遊びの前に淀川の河川レンジャーの方に川の安全講習をしてもらい、川で遊ぶ際に注意することや何も知らずに川で遊ぶというのは危険ということを教えていただきました。
川に学ぶ体験活動協議会が出しているDVD「なまず大先生とおねえさんのワル河童を探せ!」で分かりやすく解説。
このDVDでは川に潜む危険をワル河童のイタズラに置き換えて説明しており、水難事故の事例を紹介していました。
子供たちだけでなく学生スタッフも真剣なまなざしで見ます。
ビデオを見た後はライフジャケットを身に着けいよいよ川遊びスタート!
ビデオで見た救助ロープを実際に投げてみます。
山なりになって届かなかったり、目標の手前になったり意外と難しい・・・
ペットボトルはどのくらい効果があるのかというのも実際に体験してみて改めて分かるものですね。
旧安祥寺川でガサガサ探検!何か見つかったかな?
次は山科川で川遊び!流れが速いから気を付けて!
山科川は旧安祥寺川と違い流れも急で水温も違います。
しっかり準備体操しないと危ないかもしれません。
が、子ども達には問題ないようで元気に川遊びを楽しんでいました。
堰からジャンプしたり、川を流れたり、合流地点でどこから水温が変わるのかを調べたり、筒を用いたミニ水道?など前回よりも多くの遊びを見つけて体験していました。
お昼ご飯を食べた後は山科川でガサガサ探検。
網を片手に生き物さがし、どこにいるかな?
山科川と旧安祥寺川でのガサガサ探検で見つかったもの。
昆虫:カワトンボ、、ショウリョウバッタ、コオニヤンマのヤゴ、他3種
魚 :ムギツク、カワムツの稚魚、ヌマエビの仲間、他3種
その他見られた生き物:
ヌマガエル、アカミミガメ、アメリカザリガニ、ダイサギ、セグロセキレイ
水温が高く水量が少ない旧安祥寺川で多くの生き物が見つかりました。
山科川では中洲になっている土砂のたまり付近で多くの生き物が見られました。
ガサガサ探検の次は山科川と旧安祥寺川の水質調査と水温調査です。
水質調査はCODパックテストを以下の4か所で行いました。
山科川の流れ: 4
山科川中洲たまり:5
旧安祥寺川: 2
旧安祥寺川たまり:2~4
比べてみると山科川の水温は25.7℃、旧安祥寺川は29.1℃と約4℃も違いました。
これは山科川が音羽の滝を源流にしているのに対し、旧安祥寺川は農業用水路として作られたための違いと考えられます。
夏休み最後のイベントとなった今回のかわまちの活動。
学生スタッフとして参加した私も多くのことを学びました。
特に堰の滝になっている部分の複雑な流れは浮を浮かべてみて実際に見て分かったので子どもたちにもよくわかったと思います。
河川レンジャーの方から指導していただいた安全講習も将来川で遊ぶときに役に立つと思います。
前回木津川のシャワークライミングに参加した時よりも子どもたちの元気な表情や遊びを考え出す豊かな想像力に驚きました。
身近にある川は様々な生き物や、新たな遊び、新たな発見、新しい出会いの宝庫で子ども達も学生スタッフ含め大人も良い経験になったと感じます。
実際に体験して身に着けていく体験型学習の魅力を改めて感じられるとても良い機会でした。
最後に協力いただいた関係者の皆様、河川レンジャーの方とても勉強になりました。ありがとうございました。
京都教育大学 河合
by kodomo-mizu-machi
| 2015-08-27 10:05
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