ホタルを観に行こう
6月3日 京都府亀岡 曽我谷川へホタルを観察しに行きました。
子供12名、非会員6名、未就学児3名、保護者15名、スタッフ3名、学生スタッフ6名に加え、ホストスタッフとして宮出雅史様、友理様、小出志保様の3名が参加しました。
ホタルを見に行くということで少し遅い時間での集合となりました。
まずはホストスタッフの宮出様ご家族の方からホタルについてをクイズ形式で出題して頂きました。
なんとこのクイズ、宮出様の子供たちが手作りをし、また発表の際も前に立って丁寧に行ってくれました。
子供たちは初めて聞くお話をよく聞いて「なぜホタルを捕まえてはいけないのか?」や「ホタルはどんなことをされるとストレスがかかってしまうのか?」といったことを楽しみながら学ぶことが出来ていたのではないでしょうか。
一通りのお話を聞いてから、実際にホタルを観察する曽我谷川の方へ一度向かいました。
集合場所から歩いて向かいましたが、その間も子供たちはホタルのことを考えてワクワクしている様でした。
一度到着してから、ホタルが観察できる時間になるまで集合場所に戻るグループと近くの神社へ向かうグループとに分かれました。私は神社に向かうグループに着いて行きました。
その道中、田んぼからはカエルの声がしました。ちょうど田植えが始まってくる時期ですね。様々な場所から声を聞くことが出来ました。
そして神社に到着。
明るかった空もこの頃には暗くなって神社の中はほぼ真っ暗です。街頭などはありませんのでスマートフォンのライトを頼りに奥へ進んでいきます。
無事に到着後、子供たちと一緒にお参りをしました。皆さんは何をお願いしたのでしょう?
ホタルを見るために来た道を引き返します。すっかり太陽は沈み、ホタルが観察出来る時間となりました。
川の上の道路から草が生い茂っているあたりを見るとそこにはチカチカと点滅を繰り返すホタルが見えました。それも非常にたくさんの数です。
これを見ていた子供たちは感動した様子でした。ホタルを初めて見る子達も多く、「綺麗」や「すごい」という感想を教えてくれました。また最初に「大きな声を出してはいけない」と聞いていたためか、子供たちは静かに観察を続けていました。
楽しい時間は早く過ぎ去ってしまうもので、帰る時間となりました。と、その時なんとホタルが道路上にいるという非常に珍しい状況に遭遇しました。
ホタルは光に誘われて移動してしまうため、車やバイク、街頭などがあるとそちらへ誤って行ってしまうというお話を聞いていた子供たちはそれが原因でこちらに来てしまったのでは?と考えたようです。
そして、誰も「持ち帰ろう」とは言わずに「元の場所に帰してあげよう」と言いタッパーに入れて元の場所に帰しに行ってあげていました。
しっかりと宮出様ご家族のお話を聞いていた証拠ですね。
集合場所に無事全員が帰ってきた後、書いてもらった感想から子供たち皆ホタルを観察するという珍しい体験を楽しんでくれたことがわかりました。
私も初めてホタルを観察したので、すごく感動しました。また最近ではホタルの数が少なくなってきていると聞き、この綺麗な景色が限られた場所でしか見れないのは悲しいことであるなと思いました。多くの人にホタルの素晴らしさが伝われば良いですね。
夜遅くまでの活動で疲れてしまった子供も多かったのではないでしょうか?しかし疲れてしまうまで楽しく、またじっくりと観察出来たことは貴重な体験です。きっとこの先忘れることのない思い出になったのではないでしょうか。
改めまして、現地での案内やホタルについてご説明をして頂きました宮出様ご家族の皆様に感謝を込めて。
素晴らしい体験を子供、大人を問わずにさせて頂くことが出来ました。
ありがとうございました。
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