雨の桂川を歩いたよ

2006年7月23日、京都市右京区の桂川と有栖川に行きました。子ども18名、大人7名が参加しました。

e0008880_11512216.jpg
嵐山の渡月橋右岸側で全員集合。
つい先日まで国土交通省で川の防災のお仕事をされていた専門家の宮本さんと、「有栖川を考える会」の会長で当フォーラム運営委員の大西さんも一緒に、川歩きスタートです。


e0008880_1157401.jpg
当日は雨。観光客でにぎわう、いつもの美しい桂川はありません。流れは速く、水はにごっていて、川面には霧のようにもやがかかっています。6月10日に川歩きに来たときとは、全くようすが違いますね。梅津在住でいつも桂川を見ている大西さんに案内してもらいました。


e0008880_1222980.jpg
堤防をてくてく歩いています。川岸の植物のようすもよく見て。なんでツル性の植物が多いんだろう?

「岸がだらだらと川につながっていると、雨が降れば水が浸かるし、また陸になる。これを繰り返すわけやね。そういうところはヨシなんかが生える。それがもともとの川の植物(自然)やったんやね。それが今、常に陸になっているから、陸でよく育つツル性の植物が生える。同じように魚もそうで、アユモドキとか本来川にいる魚がどんどん減っている。外来種のブルーギルやブラックバスは常に深い所が得意。昔からいた小さな魚はそういうところで喰われてしまう。琵琶湖でも同じようなことが起こっているよ」と宮本さん。


e0008880_12152068.jpg
ハザードマップの看板を発見。正式には「浸水想定地図」というそうです。桂川の堤防がもし壊れたら、どの地域にどれだけ水がつくのかを示した地図です。写真は宮本さんの説明を聞いているところ。
「ぼくの家、めっちゃ浸かる!」 「うちはあんまり浸からへん」と、子どもたちは自分の地域を確かめていました。


e0008880_12254437.jpg
梅津の自治会館をお借りさせていただくことができ、昼食をとりました。
そのあと、有栖川の河口付近(有栖川は、桂川にそそいでいます)で1時間ほど川遊び。男の子たちは、ずぶぬれになってはしゃいでいました。
有栖川では、なんと今ある道路を廃止して、人が川に近づきやすくなるように改修工事をしています。改修が終わったら、また来たいですね。


e0008880_12292092.jpg
「なに捕まえたん?」 「ザリカニ!」


e0008880_12302776.jpg
たっぷり遊んだあとは、自治会館で桂川歩きや川遊びの感想を話し合いました。

子どもたちからは、「今日はけっこう激流やったし、落ちたらやっぱり怖い」 「かっこいい流木を見つけた」 「どのくらいまで水が多くなったら、避難勧告が出るの?」 などの感想・疑問が出ました。宮本さんからは水害についてのお話もききました。


今回は、雨の中、増水した川を見ることができ、すこし珍しい川歩きになりました。子どもたちは、いつもの美しく楽しい川ではなく、「危険で怖い川」も感じたようです。
これから台風の季節。増水した桂川を思い出して、大人のひとと一緒に「もしも堤防が壊れたら?」と考えてみてください。

mori



by kodomo-mizu-machi | 2006-08-09 12:54 | 活動報告

活動報告日記
by kodomo-mizu-machi
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

子どもと川とまちのフォーラム

カテゴリ

ライフログ

検索

ファン

ブログジャンル