カテゴリ:活動報告( 147 )




鞍馬で川遊び

9月19日、今回は鞍馬を訪れました。だんだんと秋の気配を感じ始め、朝晩は涼しくなりましたが、それでも昼間は暑く、今年最後の川遊び日和になりました。

出町柳駅から鞍馬へ。途中から景色がどんどんと変わっていきます。まだ紅葉には早いですが、目の覚めるような緑の風景が見えてきました!

電車を降りると、この日一日お世話になる山本幸史郎さんがお迎えに来てくださっていました。

まず、ケーブルに乗って鞍馬寺へ!境内でお昼をとった後は、みんな思い思いに探検です。与謝野晶子が使っていたとされる書斎や、鐘楼の鐘を見ることができました。男の子たちが順番に鐘をついてみると、ぼーん…と心地いい音が境内に響きます。それから本堂を参拝して、坂を下りました。途中の道にも「魔王の滝」など、おもしろい場所がたくさん!いつものことながら、なかなか先へ進めません!(笑)
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駅まで降りてから、駅の二階で開かれていた写真展にお邪魔しました。この写真を撮られた方は、今年お亡くなりになったそうです。鞍馬の自然(生き物や植物)を様々な角度から撮った写真がずらりと展示されていました。小さい子どもたちも、初めて見る生き物に興味津々です。(名前を控えていなくて、ごめんなさい)

山を下り、山本さんのお家で着替えさせていただいて、いよいよ鞍馬川へ!水は思っていたより冷たかったです…が、男の子たち(と、塚本さん)は首まで浸かっていました!みんな若いです(笑)水は透き通っていましたが、少し上流のところが河川改修されていたということもあり、水質検査の結果も想像していたよりは悪く、魚も採れませんでした。みんな残念そうでしたが、そのかわりにカニやタニシ、カワニナなどの生き物をとって遊びました。
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最後にもう一度山本さんのお家にお邪魔して話し合いをし、帰路につきました。

私は今回が初めての鞍馬だったのですが、「人の生活の中に川や山が溶け込んでいる」ような感じがしました。時間がゆったりと過ぎていく心地よさ…やっぱり、川や山ってすごい力を持っているなと感じました。

心にも体にもエネルギーを補充できた1日になりました☆
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(大学生になった英里ちゃんレポートより)

komaru



by kodomo-mizu-machi | 2010-10-31 14:52 | 活動報告

総会報告

遅くなりましたが、総会終了報告です。9月11日に、加藤登紀子さんのお父さんが始められたお店、ロシアレストランキエフさんの屋上で、フォーラムの総会を持たせて頂きました。今回も、多数お集まり頂き、ありがとうございました。
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いつもの顔ぶれで無事に終えることができ、また、新たな方向性に対しても、ご承認頂いて、ほっとしています。フォーラムでは、これまでの川での活動から、流域という考え方をもとに、森、山にも、フィールドを広げ、川や森を元気にするためのプロジェクトを開始しようと思います。

arumonde project と名づけ、もともとある自然の素材を生かしたものと暮らす循環型社会の提案など、私たちのできることを、具体的に始めていきたいと思っています。
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なんだか、暗い気分になるニュースの多いこのごろですが、地縁や血縁ではない皆さまとのご縁は、ありがたいものだと思います。そして、また、新たなご縁や再会など、縁の輪が広がりつつあることも、うれしいことです。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

komaru



by kodomo-mizu-machi | 2010-10-31 14:40 | 活動報告

おもいっきり川あそび この夏最後の飛び込み ざぶ~ん!

8月21日午前10時前、みんなを乗せたバスは京北の山國神社のそば、上桂川へと向かいました。
参加者は、子ども6名、大人2名。四条大宮を出発したバスは約1時間かけて周山にまず到着し、自然に囲まれながらの昼食♪
 
次に目的地へのバスが来るまでの時間、ウッディ京北でお土産や特産品さがし、また役所の図書室で本を読んだりと楽しくすごしました。
 
目的の川を目指して出発!
バスは貸し切り状態でした(笑) ところが喜んでいるのもつかの間、運転手さん「今日はもうバスがない」との事!
 
神社へと歩く途中で、メンバーの先輩、大学生となった魚捕りが得意な地元の拓也さんが約束通り、今回はスタッフとして車で現れてくれました。その彼が魚捕りでみんなを楽しませてくれるだけでなく、帰りのバスが無いところをピストン運転で周山まで送ってくれました。「救世主だ」と好輝くん(小5)。
 
山國神社でお参りをして、物陰で水着に着替えて、いよいよ川とのご対面!
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思ったよりも水量が少なく、2m半の高さの潜没橋から飛び込みができるか心配でしたが、塚本さんが自ら飛び込み深さを確認。少し足が川底に触れるものの大丈夫だということで、逸る私(千明・高2)が続いてダイブ!一人ではしゃいでいました(笑)
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その間、他の子どもたちは拓也くんと川上まで魚捕りを楽しんでいました。しばらくしてこっちに戻ってくると、私と塚本さんの飛び込みをみて、「やりたい!」と言って、次々と橋の上にあがって来ては飛び込んでいきま
した。最初は怖がっていた妃叶ちゃん(小4)、晃起くん(中1)も「おもしろいっ!」と一人で飛び込めるようにになっていました。
 
しばらくして拓也くんが捕ってきてくれたお魚たちを観察したあと、最後にみんなで何度も川に流されて遊びました!
ふだん忙しい夢叶ちゃん(中2・陸上部)、昴平(中2)も時を忘れてとても楽しんでいるようでした!
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今年最後の「飛び込み」は、みんな(私が一番)満足のご様子でよかったー♪
また行きたいな!

(京都教育大附属高校2年 栗木千明レポートより)

千明ちゃんが報告をくれてから、ちょっと私のところで、止まってしまい、10月も終わりに近づき、肌寒くなってきた頃にアップでごめんなさい。時間は、飛んでいく・・・。
komaru



by kodomo-mizu-machi | 2010-10-27 23:16 | 活動報告

吉野川の姫野さん

10月3日から、川で行方不明になられているというお話を聞いたのは、4日のことでした。そして、今日、海部川で、ご遺体が発見されたとのニュース。
仕事中に舞い込んできたメールに、涙がこみ上げてきました。

テレビや新聞の報道でお名前だけを知っていたときには、「ちょっと怖い人なのかな?」と緊張しましたが、お会いしてみると、とても優しい方で、緊張していた気持ちが、一気に親近感に変わったことを思い出します。反対運動から、みんなで川を愛する活動へと会を成長させると同時に、多くの川ガキたちが育っていったと聞いています。

一度吉野川へとのお誘いにも、機会を逃し、まだ実現できていなかったのに・・・。

川の怖さを身を持って知らせてくださるには、無謀すぎです。残念でなりません。川に帰ってしまわれた姫野さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。


胸が締め付けられる思いです。(宮本さん)

大変残念です。子どもたちとその将来を深く想う姫野様には、子どもが自ら育つ流域の再生への願いを背景に、子どもを主体として活動して参りました当フォーラムは、大変お世話になるとともに、いつも励まされてきました。希代の真の大人をここで失い、誠に残念でなりません。
只、姫野様は新たな川、流域の再生事業を大切な暮らしのから成し遂げ、残して下さいました。この事を深く心に留めて、当フォーラムの活動で、ご冥福をお祈りするとともに、継承して行きたく願っています。(塚本さん)

フォーラムの活動報告は、ただいま、高校生、大学生のメンバーが作成中です。
もうしばらくお待ち下さい。

komaru



by kodomo-mizu-machi | 2010-10-07 23:41 | 活動報告

生き物いっぱい川あそび

8月1日の亀岡での「生き物いっぱい川あそび」では、この3月に白川でお世話になった京都学園大学の生き物大好きお兄さんたち(内、現在今井リーダーは社会人)とバイオ環境研究室の大西先生にお世話になり、設備の整った広い実験場なども使わせてもらいました。

10時過ぎに大学のバイオ館に集まり、水着など川に入る着替えなどを済ませて、簡単な説明の後にスタートしました。先ず大学周りの田んぼの農水路を歩き、喜々として野性の植物や生き物に触れながら、予め決めていた曽我谷川の場に着きました。
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学生さんたちの主導で、注意事項の説明もそこそこに、川に入って1時間半、暑さを忘れた様に思う存分に魚捕りなどを楽しみました。
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参加した子どもは21名。大人は朱雀第四小学校の津知校長と4名の先生他2名、フォーラムからは3名のお母さんとスタッフ3名、それに亀岡の父子とご協力で同市の地球環境子ども村のスタッフ2名、大学からは先生と学生さん11名の26名で、総勢47名の大世帯となりました。

1時前に大学に戻り、着替えを済ませて遅目の昼食をとりました。しばらく自由に休んだ後、2時半から、実験台が沢山据えられている4階の広い部屋で、学生さんが中心に、先程捕った魚たちを含む研究結果をテーブル毎のディスプレイで映し出し、皆に時々質問もしながら、説明をしてもらい、次には別の学生さんの研究で、大学周辺で撮った鳥たちのお話がありました。
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その後で皆さんの感想や、質問に応えながらのやり取りをしました。
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(大西先生によると、中鷺は、準絶滅危惧種とのこと。亀岡には、田んぼやあぜ道が残っていて、えさとなるカエルなども沢山いるから中鷺がいるんだって。そういえば、道中カエルによく出会ったね。 komaru)
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帰るバスの時間が近づき、そこで終わりなり、みんなでお礼を伝えて、大学を後にして、バスで4時過ぎに亀岡駅に着き、そこで一応の解散となりました。みんなは最高に暑い中を、生き物を見つけながら農水路に沿った道をよく歩き、川では網を持って魚捕りに夢中になって、よく遊びました。一日、疲れもしたでしょうが、とても満足した様子でした。

京都学園大学の大西先生、お兄さんたち有難うございました。地球環境子ども村の仲田、中川さん、朱四小学校の津知校長と先生方お疲れ様でした。

塚本レポートより



by kodomo-mizu-machi | 2010-08-25 23:29 | 活動報告

水人まつりで活動報告

6月27日、伏見区になるエコロジーセンターさんの依頼で、「水人まつり」とい
う催しの会場で、子どもたちが、活動の報告をしました。

子ども4名、子どもから大学生メンバーに以降した1名、そして大人3名での参加
です。

会場についてみると、子どもたちが想像していたよりも、随分小さな子どもたち
の参加が多い。さあどうしよう、いつものように大人や高学年の子ども向けの発
表じゃあだめだなあと、子どもたち自らが気が付いた。報告というより、会場に
来てくれた子どもたちに、質問したりしながら、対話で進めていこうかというこ
とに決定。
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リーダーは、高校生の千明ちゃん。ちょっと会場のコンピュータとプロジェクター
の具合が悪いらしく、写真が始まらない…。写真が出るまで、模造紙で話をしよ
うということに。
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サポーターとして、久々参加の真巳ちゃんは、小学校5年生で参加した水フォー
ラムでのアフリカの人たちとの出会いの経験を話してくれました。

なんと、ようやく写りますと言われたのは、終了予定時刻2分前だった。
こんなハプニングにも関わらず、即興で頑張った子どもたちに脱帽。大人でも、
用意していったパワーポイントが写らないけど、講演して下さいって言われたら、
真っ青です。冷や汗ものでした。

そして何より、部屋に集まってくれた子どもたちに、川で楽しく遊ぶフォーラム
の子どもたちの様子を写真で見てもらえなかったのが残念でした。

エコセンさん、そのへんのことは、次回機会があれば、事前チェックよろしくお
願いしますね。

明日は、亀岡での川企画。うれしいことに、子ども22名、大人26名も参加の予定!
魚大好きお兄さんたちの活躍に期待したいと思います。


komaru



by kodomo-mizu-machi | 2010-07-31 22:08 | 活動報告

ホタル博士と歩く高瀬川 報告

ホタルの季節が終ってのホタルの会報告で、失礼します。

5月31日ホタルの会は、ホタル博士の遊磨先生に、ホタルのお話をお聞きした後、一緒にホタルに会いにいくという企画でした。ところが、子どもたちから届くのは、「平日の夜は、塾や習い事で参加できず残念」というメールばかり。「塾よりホタルです」とも言えず、機会を逃した子どもたちがたくさんいたことは、残念でした。
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でも、心配した子どもの人数も、当日には約2倍にふくらみ、子ども14名大人十数名と30名近く集まりました。

前日まで、一匹も飛んでいないという情報が入り、ドキドキで迎えた当日ですが、数匹ではありましたが、飛んでくれて、子どもたちも大喜び。ホタルをはじめてみたという子もいました。飛んでくれたホタルに感謝です。
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遊磨先生によると、

成虫や卵は、陸上で、幼虫は、水中(適度な流れの川の石ころのすき間など)で、そしてさなぎは、土の中で暮らすので、それぞれにとっての最適な場所が見つからないとホタルが成長して飛ぶということは難しいそうです。
そして、カワニナのためには、川はすこし汚れているほうがいい。また、さなぎが穴を広げることのできるやわらかい土が必要とか。もちろん、ホタルが光交信するための暗い環境も必要です。枝が水路をおおいすぎると飛びにくいそうです。

子どもたちが、とてもびっくりしたのは、アメリカのホタルの映像。種の違うオスをメスが、おびき寄せて食べているところでした。ホタルは種類によって違う光り方をするそうで、種を守るために、他の種の光り方をまねしておびき寄せ、寄ってきたら食べてしまうというお話でした。いまのところ、日本のホタルの間では、見られていないそうです。

いろいろな条件がそろって、ホタルの飛び交ううつくしい姿を楽しむことができるのですね。
高瀬川も、地域の人たちに大事にされている川なのだろうなと感じます。
そんなホタルの気持ちになって川を歩いてみると、また新たな発見があるかもしれませんね。
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遊磨先生とは、ずいぶん久しぶりにお会いすることになりましたが、代わらぬ少年のような笑顔もなつかしかったです。
特にホタルの時期は、大忙しという中、ご参上いただき、ありがとうございました。
また、小学生の頃来ていて、中学生や高校生になった子どもが新聞を見て来てくれたり、なつかしい顔を見せてくれました。
なんだか心あたたまる会となりました。

追:その後、機会があり、雲ヶ畑のホタルをみにつれて頂きました。山中に舞うホタルは幻想的でした。自生ホタルだそうで、キラキラ星のように光っていました☆

(子どもの写真は、島野さん撮影)

Komaru



by kodomo-mizu-machi | 2010-07-19 14:10 | 活動報告

Pechakucha Night

フォーラムの世話役のYasukoさんのお誘いで、甲南大学で行われるPechakucha Nightというイベントで、活動を紹介してきました。英里ちゃんも応援に来てくれました。

このペチャクチャナイトという企画、建築デザイナー、クライン氏とダイサム氏という方々が始められたそうで、今では世界300余りの都市で行われているとか。
1人20枚のスライドを20秒ずつ合計400秒で、英語か日本語でプレゼンテーションするのですが、20秒では、英語では難しいなと思い、英語は導入だけにして、日本語で説明しました。

Yasukoさんは、カンボジア報告。もう8つ目の池ができたようです。土嚢を使った道づくりにも挑戦中。すごいなあ~。

http://www.pecha-kucha.org/

Komaru



by kodomo-mizu-machi | 2010-05-23 15:54 | 活動報告

市民新聞に英里ちゃん登場

5月1日のきょうと市民しんぶんに、フォーラムの紹介が載りました。
塚本さんと英里ちゃんでインタビューを受けていただき、写真での登場は、英里ちゃん!

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この新聞を見て、随分久しぶりの水フォーラムの時、小学校5年生だった女の子から、「大学生になったので、また参加したいのですが・・・」と事務所にお電話がありました。うれしいですね。歓迎歓迎。

komaru



by kodomo-mizu-machi | 2010-05-23 15:40 | 活動報告

春の高鼻川歩き

4月26日、子どもたちのお気に入りの川、高鼻川に行きました。
ちょっと疲れ気味の心身に、元気をもらいました。
まちの中の自然な空間、とても貴重なものです。

子ども6名、大人2名でスタート。残念ながら、まどかちゃんは、山登りの途中で、ケガをしてしまい、スタート直後くらいにリタイアとなりましたが、初めてのケガの体験も、まどかちゃんを強い子にしてくれたようです。

ここからは、塚本さんのレポートです。
宇多野高鼻町の山間をぬって流れる高鼻川に沿って、山道や谷合を歩くのは十数年前から7、8度、その内で子どもたちとは5回目となります。この40年程の山里や街の大きな変化の中で(数年前にはスタート地点の西隣りには巨大なゴミ処理場が出来ましたが‥)、この場所とコースはほぼ変化も無く、手近に在る自然の山と川で、変化と言えば出会う人が次第に多くなって来たことでしょうか。
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この日も好天に恵まれ、山中はわずかに肌寒くて、叢も少し硬く、夏に重ならない初春を感じる事ができました。

水はまだ冷たくて、魚や沢蟹の姿も見えず、ここ数日間の雨の影響で、珍しく水量も有り、流れの音も心地よかったです。

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川を縫う様に細い山道が続き、山肌の急斜面には所々に人の手で付けられた丸木数本での渡しも在り、スリルも有りました。この山の中腹、川に沿う林道の中程に、空が開けた広場が有り、そこでお昼の食事休憩にしました。昼からは少し下流に戻り、他の谷合からの合流地点で、水質調べてと生き物探しなど、半時間程を川で過ごしました。水は冷たく水質は最高、まだ生き物の姿は無くて、かろうじてきれいな水に住む4種類の昆虫の小さな幼虫が見つかっただけでした。
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その後に、この山の分水嶺となる峠に向かいました。峠に近づくにつれて川が次第に細くなって、遂には無くなる高鼻川の始まりがありました。
途中、山肌から染み出す水が至るところで林道を濡らしていました。澄んだ山の気の中で、まだ馴れない、でも時折り驚くほど上手な鶯の鳴き声が、他の鳥の声とともに、心地よい安らぎを与えてくれていました。

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峠では空が開けて視界が広がり、薄く青い春の空には雲も無く、ぽっかりと長閑でしたね。峠から次につながる山の面も新緑いっぱい、その一カ所に、絵にも言えない美しいピンクの花の木が、際立って存りました。

みんなは当然のように小1時間ほど、それぞれ自由に充分過ごし、そして帰り支度の合図で戻り始めました。三々五々に日頃の思いを話し合ったり、また子どもたちは石を拾って、生き物などを連想して競い合ったり、また他の石に狙いをつけてぶつけてみたりと、目的も無く、でもそれが目的なんですが、所々の危険を注意もしながら、スタート地点に近づいてゆきました。

この西山も、大きくは何十万年以前の遥かな昔の地殻変動から、その後の変化も重ねて造山活動が在って、永い年月を経て現在に到ったのでしょう。その時のマグマの地表でのさめ方で色々な種類の岩石と様々な結晶が現れ、それとともに他方では堆積岩も現れて混在しています。

山道の途中の、遥か下に高鼻川が流れる谷を見下ろせ、周りを山々に囲まれた見晴らしのよい場所では目前の小高い姿のいい山が夕暮れ前の明るい光の中で、実に萌えていました。輝くでもなく、燃えるでもない、新な草木の勢いの力、静寂さの中の大きくおおらかな生気、感動に近い自然の姿でした。

「また来たい!」が自然に近い子どもたちの素直な声でした。

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塚本レポートより、komaru編集



by kodomo-mizu-machi | 2010-05-23 15:00 | 活動報告

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