吉野川の姫野さん
10月3日から、川で行方不明になられているというお話を聞いたのは、4日のことでした。そして、今日、海部川で、ご遺体が発見されたとのニュース。
仕事中に舞い込んできたメールに、涙がこみ上げてきました。
テレビや新聞の報道でお名前だけを知っていたときには、「ちょっと怖い人なのかな?」と緊張しましたが、お会いしてみると、とても優しい方で、緊張していた気持ちが、一気に親近感に変わったことを思い出します。反対運動から、みんなで川を愛する活動へと会を成長させると同時に、多くの川ガキたちが育っていったと聞いています。
一度吉野川へとのお誘いにも、機会を逃し、まだ実現できていなかったのに・・・。
川の怖さを身を持って知らせてくださるには、無謀すぎです。残念でなりません。川に帰ってしまわれた姫野さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。
胸が締め付けられる思いです。(宮本さん)
大変残念です。子どもたちとその将来を深く想う姫野様には、子どもが自ら育つ流域の再生への願いを背景に、子どもを主体として活動して参りました当フォーラムは、大変お世話になるとともに、いつも励まされてきました。希代の真の大人をここで失い、誠に残念でなりません。
只、姫野様は新たな川、流域の再生事業を大切な暮らしのから成し遂げ、残して下さいました。この事を深く心に留めて、当フォーラムの活動で、ご冥福をお祈りするとともに、継承して行きたく願っています。(塚本さん)
フォーラムの活動報告は、ただいま、高校生、大学生のメンバーが作成中です。
もうしばらくお待ち下さい。
komaru
仕事中に舞い込んできたメールに、涙がこみ上げてきました。
テレビや新聞の報道でお名前だけを知っていたときには、「ちょっと怖い人なのかな?」と緊張しましたが、お会いしてみると、とても優しい方で、緊張していた気持ちが、一気に親近感に変わったことを思い出します。反対運動から、みんなで川を愛する活動へと会を成長させると同時に、多くの川ガキたちが育っていったと聞いています。
一度吉野川へとのお誘いにも、機会を逃し、まだ実現できていなかったのに・・・。
川の怖さを身を持って知らせてくださるには、無謀すぎです。残念でなりません。川に帰ってしまわれた姫野さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。
胸が締め付けられる思いです。(宮本さん)
大変残念です。子どもたちとその将来を深く想う姫野様には、子どもが自ら育つ流域の再生への願いを背景に、子どもを主体として活動して参りました当フォーラムは、大変お世話になるとともに、いつも励まされてきました。希代の真の大人をここで失い、誠に残念でなりません。
只、姫野様は新たな川、流域の再生事業を大切な暮らしのから成し遂げ、残して下さいました。この事を深く心に留めて、当フォーラムの活動で、ご冥福をお祈りするとともに、継承して行きたく願っています。(塚本さん)
フォーラムの活動報告は、ただいま、高校生、大学生のメンバーが作成中です。
もうしばらくお待ち下さい。
komaru
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by kodomo-mizu-machi
| 2010-10-07 23:41
| 活動報告
生き物いっぱい川あそび
8月1日の亀岡での「生き物いっぱい川あそび」では、この3月に白川でお世話になった京都学園大学の生き物大好きお兄さんたち(内、現在今井リーダーは社会人)とバイオ環境研究室の大西先生にお世話になり、設備の整った広い実験場なども使わせてもらいました。
10時過ぎに大学のバイオ館に集まり、水着など川に入る着替えなどを済ませて、簡単な説明の後にスタートしました。先ず大学周りの田んぼの農水路を歩き、喜々として野性の植物や生き物に触れながら、予め決めていた曽我谷川の場に着きました。
学生さんたちの主導で、注意事項の説明もそこそこに、川に入って1時間半、暑さを忘れた様に思う存分に魚捕りなどを楽しみました。
参加した子どもは21名。大人は朱雀第四小学校の津知校長と4名の先生他2名、フォーラムからは3名のお母さんとスタッフ3名、それに亀岡の父子とご協力で同市の地球環境子ども村のスタッフ2名、大学からは先生と学生さん11名の26名で、総勢47名の大世帯となりました。
1時前に大学に戻り、着替えを済ませて遅目の昼食をとりました。しばらく自由に休んだ後、2時半から、実験台が沢山据えられている4階の広い部屋で、学生さんが中心に、先程捕った魚たちを含む研究結果をテーブル毎のディスプレイで映し出し、皆に時々質問もしながら、説明をしてもらい、次には別の学生さんの研究で、大学周辺で撮った鳥たちのお話がありました。
その後で皆さんの感想や、質問に応えながらのやり取りをしました。
(大西先生によると、中鷺は、準絶滅危惧種とのこと。亀岡には、田んぼやあぜ道が残っていて、えさとなるカエルなども沢山いるから中鷺がいるんだって。そういえば、道中カエルによく出会ったね。 komaru)
帰るバスの時間が近づき、そこで終わりなり、みんなでお礼を伝えて、大学を後にして、バスで4時過ぎに亀岡駅に着き、そこで一応の解散となりました。みんなは最高に暑い中を、生き物を見つけながら農水路に沿った道をよく歩き、川では網を持って魚捕りに夢中になって、よく遊びました。一日、疲れもしたでしょうが、とても満足した様子でした。
京都学園大学の大西先生、お兄さんたち有難うございました。地球環境子ども村の仲田、中川さん、朱四小学校の津知校長と先生方お疲れ様でした。
塚本レポートより
10時過ぎに大学のバイオ館に集まり、水着など川に入る着替えなどを済ませて、簡単な説明の後にスタートしました。先ず大学周りの田んぼの農水路を歩き、喜々として野性の植物や生き物に触れながら、予め決めていた曽我谷川の場に着きました。
学生さんたちの主導で、注意事項の説明もそこそこに、川に入って1時間半、暑さを忘れた様に思う存分に魚捕りなどを楽しみました。
参加した子どもは21名。大人は朱雀第四小学校の津知校長と4名の先生他2名、フォーラムからは3名のお母さんとスタッフ3名、それに亀岡の父子とご協力で同市の地球環境子ども村のスタッフ2名、大学からは先生と学生さん11名の26名で、総勢47名の大世帯となりました。
1時前に大学に戻り、着替えを済ませて遅目の昼食をとりました。しばらく自由に休んだ後、2時半から、実験台が沢山据えられている4階の広い部屋で、学生さんが中心に、先程捕った魚たちを含む研究結果をテーブル毎のディスプレイで映し出し、皆に時々質問もしながら、説明をしてもらい、次には別の学生さんの研究で、大学周辺で撮った鳥たちのお話がありました。
その後で皆さんの感想や、質問に応えながらのやり取りをしました。
(大西先生によると、中鷺は、準絶滅危惧種とのこと。亀岡には、田んぼやあぜ道が残っていて、えさとなるカエルなども沢山いるから中鷺がいるんだって。そういえば、道中カエルによく出会ったね。 komaru)
帰るバスの時間が近づき、そこで終わりなり、みんなでお礼を伝えて、大学を後にして、バスで4時過ぎに亀岡駅に着き、そこで一応の解散となりました。みんなは最高に暑い中を、生き物を見つけながら農水路に沿った道をよく歩き、川では網を持って魚捕りに夢中になって、よく遊びました。一日、疲れもしたでしょうが、とても満足した様子でした。
京都学園大学の大西先生、お兄さんたち有難うございました。地球環境子ども村の仲田、中川さん、朱四小学校の津知校長と先生方お疲れ様でした。
塚本レポートより
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by kodomo-mizu-machi
| 2010-08-25 23:29
| 活動報告
水人まつりで活動報告
6月27日、伏見区になるエコロジーセンターさんの依頼で、「水人まつり」とい
う催しの会場で、子どもたちが、活動の報告をしました。
子ども4名、子どもから大学生メンバーに以降した1名、そして大人3名での参加
です。
会場についてみると、子どもたちが想像していたよりも、随分小さな子どもたち
の参加が多い。さあどうしよう、いつものように大人や高学年の子ども向けの発
表じゃあだめだなあと、子どもたち自らが気が付いた。報告というより、会場に
来てくれた子どもたちに、質問したりしながら、対話で進めていこうかというこ
とに決定。
リーダーは、高校生の千明ちゃん。ちょっと会場のコンピュータとプロジェクター
の具合が悪いらしく、写真が始まらない…。写真が出るまで、模造紙で話をしよ
うということに。
サポーターとして、久々参加の真巳ちゃんは、小学校5年生で参加した水フォー
ラムでのアフリカの人たちとの出会いの経験を話してくれました。
なんと、ようやく写りますと言われたのは、終了予定時刻2分前だった。
こんなハプニングにも関わらず、即興で頑張った子どもたちに脱帽。大人でも、
用意していったパワーポイントが写らないけど、講演して下さいって言われたら、
真っ青です。冷や汗ものでした。
そして何より、部屋に集まってくれた子どもたちに、川で楽しく遊ぶフォーラム
の子どもたちの様子を写真で見てもらえなかったのが残念でした。
エコセンさん、そのへんのことは、次回機会があれば、事前チェックよろしくお
願いしますね。
明日は、亀岡での川企画。うれしいことに、子ども22名、大人26名も参加の予定!
魚大好きお兄さんたちの活躍に期待したいと思います。
komaru
う催しの会場で、子どもたちが、活動の報告をしました。
子ども4名、子どもから大学生メンバーに以降した1名、そして大人3名での参加
です。
会場についてみると、子どもたちが想像していたよりも、随分小さな子どもたち
の参加が多い。さあどうしよう、いつものように大人や高学年の子ども向けの発
表じゃあだめだなあと、子どもたち自らが気が付いた。報告というより、会場に
来てくれた子どもたちに、質問したりしながら、対話で進めていこうかというこ
とに決定。
リーダーは、高校生の千明ちゃん。ちょっと会場のコンピュータとプロジェクター
の具合が悪いらしく、写真が始まらない…。写真が出るまで、模造紙で話をしよ
うということに。
サポーターとして、久々参加の真巳ちゃんは、小学校5年生で参加した水フォー
ラムでのアフリカの人たちとの出会いの経験を話してくれました。
なんと、ようやく写りますと言われたのは、終了予定時刻2分前だった。
こんなハプニングにも関わらず、即興で頑張った子どもたちに脱帽。大人でも、
用意していったパワーポイントが写らないけど、講演して下さいって言われたら、
真っ青です。冷や汗ものでした。
そして何より、部屋に集まってくれた子どもたちに、川で楽しく遊ぶフォーラム
の子どもたちの様子を写真で見てもらえなかったのが残念でした。
エコセンさん、そのへんのことは、次回機会があれば、事前チェックよろしくお
願いしますね。
明日は、亀岡での川企画。うれしいことに、子ども22名、大人26名も参加の予定!
魚大好きお兄さんたちの活躍に期待したいと思います。
komaru
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by kodomo-mizu-machi
| 2010-07-31 22:08
| 活動報告
ホタル博士と歩く高瀬川 報告
ホタルの季節が終ってのホタルの会報告で、失礼します。
5月31日ホタルの会は、ホタル博士の遊磨先生に、ホタルのお話をお聞きした後、一緒にホタルに会いにいくという企画でした。ところが、子どもたちから届くのは、「平日の夜は、塾や習い事で参加できず残念」というメールばかり。「塾よりホタルです」とも言えず、機会を逃した子どもたちがたくさんいたことは、残念でした。
でも、心配した子どもの人数も、当日には約2倍にふくらみ、子ども14名大人十数名と30名近く集まりました。
前日まで、一匹も飛んでいないという情報が入り、ドキドキで迎えた当日ですが、数匹ではありましたが、飛んでくれて、子どもたちも大喜び。ホタルをはじめてみたという子もいました。飛んでくれたホタルに感謝です。
遊磨先生によると、
成虫や卵は、陸上で、幼虫は、水中(適度な流れの川の石ころのすき間など)で、そしてさなぎは、土の中で暮らすので、それぞれにとっての最適な場所が見つからないとホタルが成長して飛ぶということは難しいそうです。
そして、カワニナのためには、川はすこし汚れているほうがいい。また、さなぎが穴を広げることのできるやわらかい土が必要とか。もちろん、ホタルが光交信するための暗い環境も必要です。枝が水路をおおいすぎると飛びにくいそうです。
子どもたちが、とてもびっくりしたのは、アメリカのホタルの映像。種の違うオスをメスが、おびき寄せて食べているところでした。ホタルは種類によって違う光り方をするそうで、種を守るために、他の種の光り方をまねしておびき寄せ、寄ってきたら食べてしまうというお話でした。いまのところ、日本のホタルの間では、見られていないそうです。
いろいろな条件がそろって、ホタルの飛び交ううつくしい姿を楽しむことができるのですね。
高瀬川も、地域の人たちに大事にされている川なのだろうなと感じます。
そんなホタルの気持ちになって川を歩いてみると、また新たな発見があるかもしれませんね。
遊磨先生とは、ずいぶん久しぶりにお会いすることになりましたが、代わらぬ少年のような笑顔もなつかしかったです。
特にホタルの時期は、大忙しという中、ご参上いただき、ありがとうございました。
また、小学生の頃来ていて、中学生や高校生になった子どもが新聞を見て来てくれたり、なつかしい顔を見せてくれました。
なんだか心あたたまる会となりました。
追:その後、機会があり、雲ヶ畑のホタルをみにつれて頂きました。山中に舞うホタルは幻想的でした。自生ホタルだそうで、キラキラ星のように光っていました☆
(子どもの写真は、島野さん撮影)
Komaru
5月31日ホタルの会は、ホタル博士の遊磨先生に、ホタルのお話をお聞きした後、一緒にホタルに会いにいくという企画でした。ところが、子どもたちから届くのは、「平日の夜は、塾や習い事で参加できず残念」というメールばかり。「塾よりホタルです」とも言えず、機会を逃した子どもたちがたくさんいたことは、残念でした。
でも、心配した子どもの人数も、当日には約2倍にふくらみ、子ども14名大人十数名と30名近く集まりました。
前日まで、一匹も飛んでいないという情報が入り、ドキドキで迎えた当日ですが、数匹ではありましたが、飛んでくれて、子どもたちも大喜び。ホタルをはじめてみたという子もいました。飛んでくれたホタルに感謝です。
遊磨先生によると、
成虫や卵は、陸上で、幼虫は、水中(適度な流れの川の石ころのすき間など)で、そしてさなぎは、土の中で暮らすので、それぞれにとっての最適な場所が見つからないとホタルが成長して飛ぶということは難しいそうです。
そして、カワニナのためには、川はすこし汚れているほうがいい。また、さなぎが穴を広げることのできるやわらかい土が必要とか。もちろん、ホタルが光交信するための暗い環境も必要です。枝が水路をおおいすぎると飛びにくいそうです。
子どもたちが、とてもびっくりしたのは、アメリカのホタルの映像。種の違うオスをメスが、おびき寄せて食べているところでした。ホタルは種類によって違う光り方をするそうで、種を守るために、他の種の光り方をまねしておびき寄せ、寄ってきたら食べてしまうというお話でした。いまのところ、日本のホタルの間では、見られていないそうです。
いろいろな条件がそろって、ホタルの飛び交ううつくしい姿を楽しむことができるのですね。
高瀬川も、地域の人たちに大事にされている川なのだろうなと感じます。
そんなホタルの気持ちになって川を歩いてみると、また新たな発見があるかもしれませんね。
遊磨先生とは、ずいぶん久しぶりにお会いすることになりましたが、代わらぬ少年のような笑顔もなつかしかったです。
特にホタルの時期は、大忙しという中、ご参上いただき、ありがとうございました。
また、小学生の頃来ていて、中学生や高校生になった子どもが新聞を見て来てくれたり、なつかしい顔を見せてくれました。
なんだか心あたたまる会となりました。
追:その後、機会があり、雲ヶ畑のホタルをみにつれて頂きました。山中に舞うホタルは幻想的でした。自生ホタルだそうで、キラキラ星のように光っていました☆
(子どもの写真は、島野さん撮影)
Komaru
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by kodomo-mizu-machi
| 2010-07-19 14:10
| 活動報告
Pechakucha Night
フォーラムの世話役のYasukoさんのお誘いで、甲南大学で行われるPechakucha Nightというイベントで、活動を紹介してきました。英里ちゃんも応援に来てくれました。
このペチャクチャナイトという企画、建築デザイナー、クライン氏とダイサム氏という方々が始められたそうで、今では世界300余りの都市で行われているとか。
1人20枚のスライドを20秒ずつ合計400秒で、英語か日本語でプレゼンテーションするのですが、20秒では、英語では難しいなと思い、英語は導入だけにして、日本語で説明しました。
Yasukoさんは、カンボジア報告。もう8つ目の池ができたようです。土嚢を使った道づくりにも挑戦中。すごいなあ~。
http://www.pecha-kucha.org/
Komaru
このペチャクチャナイトという企画、建築デザイナー、クライン氏とダイサム氏という方々が始められたそうで、今では世界300余りの都市で行われているとか。
1人20枚のスライドを20秒ずつ合計400秒で、英語か日本語でプレゼンテーションするのですが、20秒では、英語では難しいなと思い、英語は導入だけにして、日本語で説明しました。
Yasukoさんは、カンボジア報告。もう8つ目の池ができたようです。土嚢を使った道づくりにも挑戦中。すごいなあ~。
http://www.pecha-kucha.org/
Komaru
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by kodomo-mizu-machi
| 2010-05-23 15:54
| 活動報告
S | M | T | W | T | F | S |
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