ホタルを見に行こう!









春の里山歩きと山菜とり
4月22日 春の里山歩きと山菜とり
参加者は子供20人(内未就学児4人)
保護者10人、比良の里人さん6人、理事10人でした。
この日は蓬莱駅に朝から集合し、まずはグループ分けから始まりました。
A、B、Cの3つのグループに分かれて行動していきます。
それから駅から集合場所まで歩いていきます。

4月下旬というと暑い日もあれば寒い日もある時期でしたが、この日は過ごしやすい気候でした。前回の草団子の時も気持ちのいい気温でしたし、とても天候に恵まれて活動出来ていますね!

周りを見渡すと、山と田んぼが目に入ってきました。自然が豊かで空気が綺麗でしたね。
集合場所に到着してからは自己紹介をしました。そして今回お世話になる比良の里人さんたちからお話を聞き、いざ出発。

まずお話を聞いたのはお地蔵さんについて。
なんとそこには6人ものお地蔵さんがいらっしゃいましたね。だから六地蔵と言うというお話は覚えているでしょうか?

あれから皆さんは家の周りにあるお地蔵さんを見てみましたか?何体ありましたか?またいつか教えて欲しいなと思います。
さて、皆さんは地蔵と仏像の違いについて知っていますか?子供たちから違いについて聞かれていたので少しだけ調べてみました。
仏像というものは仏教を始めた釈迦の姿を作ったものであると言われています。そこから仏教の修行をしている菩薩と呼ばれる人たちも象っていくようになったと言われています。それらを仏像と言うそうです。
そしてその中に地蔵菩薩というものがあります。これは地獄の閻魔大王の化身であるとも言われているそうです。
つまり、仏像と地蔵は元は同じであると言えるのです。
なかなか面白いですね!
他にもこの六地蔵の場所では京都との繋がりについてや石についても教えていただきましたね。
南禅寺を作る際に、蓬莱から京都までの道を通っていたと聞きました。
また付近で採れる石の守山石の特徴についても話を聞きました。チャートと呼ばれる石の種類だと学びました。綺麗な縞模様が入っている石です。

どういった場所に使われているかや強度についても知ることが出来ました。
そこから歩いていきます。とても綺麗な景色が広がっていました。見るところ見るところに緑が見えていて、とても穏やかでした。

しばらく歩いて、神社に到着です。ここにも守山石が使われていましたね。

割れにくい石であるため、お庭などに使われることが多いと聞いていましたが、ここでもすぐに子供たちは守山石を見つけてくれました。お話をしっかり聞き、自分の目で確かめられていました。
また神社にはこのようなものもありました。

ここからは山菜を採りながら里山を歩いていきます。様々な植物を見ることが出来ましたね。木々が生い茂り、水も流れていました。日差しが遮られて涼しかったです。

途中でわらびを採りました。

少ししゃがむとすぐに採れる程たくさん生えていましたね。とても身近なところに食べられるものが生えているというのは結構不思議な気持ちになりました。

更にそこから道を登っていきます。とても険しい道のりというわけではなかったですが、体力を使います。子供たちは元気にお喋りしながら歩いていました。流石、元気ですね。歩いている間にも落ちている石を見て「これは守山石」と教えてくれる子もいました。またそれをみんなで見ながら、模様について話している声が聞こえました。今日1日だけでとても成長しているなぁと感じさせられました。
そしてようやく、目的地に到着です!
ここからは採った山菜を天ぷらにするための用意をします。まずは水洗いからです。

大人の方に危ない仕事はやってもらいながら、出来ることをお手伝いしていきます。みんな丁寧に洗ってくれていました。
その後は自然の中で遊びます。
木にブランコが吊られていたのでそれで遊ぶ子が多かったです。

かなり高いところまで上がっていたのですがとても楽しそうに笑っていました。
ちなみに、私も途中で乗って子供たちに押してもらっていたのですがすごく楽しかったです。若干傾いている感じと自然の中で風を感じられるという所が良かったです。
他にも虫を見つけてきたり、自然の中でしか味わうことが出来ない体験が出来たと思います。

存分に遊んだ後はお腹が減るものです。
採ってきた山菜と持ってきていただいたたけのこが天ぷらになっていました。
それをお塩を付けて食べていきます。

皆さんは何が1番美味しかったでしょうか?
私はどれも好きだったのですが、たけのこを1番食べていました。
甘さとコリコリ感が素晴らしかったです。
子供たちにも何が美味しかったか聞いてみました。1番多かったものはたけのこでしたが、どれも人気でした。
食べ終わってから、再び里山で遊びました。ブランコ大人気でしたね!
最後に、今日1日の感想や学びを聞きました。

天ぷらやブランコの感想ももちろんでしたが、守山石についてや発見した山菜についてなどの感想も聞けました。みんなよく覚えていますね。

それが終わってから玉井さんに淹れて頂いたお茶を飲みました。味の感想を聞いてみると「美味しかった!」と教えてくれました。
1日で美味しいものを沢山食べて、新しいことを沢山学べました。
春の暖かい気候の中で、良い体験が出来ましたね。
少し歩く距離が長かったこともあり、疲れた子もいたと思います。お疲れ様でした。
今回、案内から天ぷら作りまで様々なことをお手伝い頂きました比良の里人の皆様ありがとうございました!
松城
春のよもぎ団子作りと寄り合い会議
3月25日 春のよもぎ団子作りと寄り合い会議
参加者は子ども会員8人 非会員7人 保護者9人 計24人
理事参加者 計7人
元子ども 計1人
学生スタッフ 計1人
合計33人でした。
1時頃に京都教育大学の正門前に集合しました。
この日は見事な晴天で、気持ちの良い風が吹いていましたね。暖かくなったり寒くなったりを繰り返していましたが、良い天気に恵まれました。
また少しずつですが桜も咲いていました。きっと4月の入学シーズンには満開の桜が見られたのでしょうね。
場所を移動し、今回お世話になる玉井さんから草団子の作り方のレシピを受け取ります。
よもぎがどんな草か理解できた後はいざよもぎ取りへ!
大学の中に、よもぎがたくさん生えているなんて流石京都教育大学ですね。子供たちがたくさん取ってくれてます。

よもぎ以外にも綺麗な花が咲いていたりと自然豊かな環境でしたね。

また日照りもそこまで厳しくなく、暑すぎず寒すぎず外での活動にはピッタリでした。
さて、大学内の様々な場所によもぎが生えてましたね。

他にも食べられる草木を教えてもらったり色々学びがあったと思います。

今回はよもぎ摘みがメインではありません。
みんなで取ったよもぎを使っていざ団子作りをします。
ここからは保護者の方にもお手伝い頂き、よもぎを洗い、茹でる係と団子の生地を作る係に分かれます。

子供たちには団子の生地を作ってもらいました。
ビニール袋に粉を入れて、お湯と混ぜ合わせていきます。

サラサラの粉からよく知る団子の柔らかさになるまでこねていきました。

この作業がなかなか難しかったですね。上手く固まらずモロモロになっていたりと苦戦している様子が見えました。
周りのお友達や保護者の方にお手伝いしてもらい、無事に全員団子を作り上げることが出来ました。
次の作業は茹で上がったよもぎを細かくつぶしていく作業です。

団子を作り上げている間に、保護者の方々が洗って茹でて下さっていたよもぎをハサミで分けて袋に入れました。そしてそれを叩いてつぶしていきます。

茎の部分が残らないよう、かなり丁寧につぶしてくれてました。
賑やかな作業で、とても楽しそうに順番に回してやってくれていました。

よもぎがいい感じになってきたところで遂に団子とよもぎを合わせていく作業です。
自分が作った団子の中に先程出来たよもぎを入れていきます。

そして均等になるように混ぜ合わせました。
白かった生地から段々と緑色になっていく様子は見ていてとてもわかりやすく、完成に近づいているなとワクワクしましたね。
上手に混ぜ合わせた後は、1口サイズにちぎっていきます。

袋を開けてみると、とても良いよもぎの香りが漂って参りました。
その時点で少しずつお腹も空いてきましたがまだもう少し我慢です。
丸くちぎったり、星型にしたり楽しい作業になりました。

後は茹でたものを待つのみです!
茹でる作業は保護者の方々におまかせしました。
その間の時間、子供たちには寄り合い会議をしてもらいます。
2017年度の活動はどうだったか思い出してもらいました。

いつどんな活動をしたか、子供たちが主体となって話をしてくれました。
その活動では何が学べたか?またどんなことを体験してきたか、といったお話も出来ましたね。
参加した1つ1つをきっちり思い出して意見を教えてくれる子供たちはとてもキラキラとしていました。

色々な活動をした2017年でしたが、やはり人気は木津川のシャワークライミングでした。
「川を登るのが楽しかった」
「自然がすごかった」
「最初は登れなかった川も2回目には登れるようになった」
など多くの意見や感想が出ました。
どの活動にも、良い思い出がたくさん残っているようでとても嬉しく思いました。
それに加えて今年やってみたいことも聞きました。
京都の川巡りや魚釣り、鍾乳洞へ行ってみたいなど様々な意見が出ました。
貴重な意見をたくさん聞かせて貰いました。また今年も楽しい活動をたくさんしていけるようにしたいですね!

さて、会議が白熱していましたがその間によもぎ団子が完成して運ばれてきておりました。
出来たてほやほやが1番美味しいですし、早速食べていきました。

きな粉やあんこといった定番のものからココアパウダーまで用意していただきました。
子供たちには何が1番美味しかったか聞いてみると「どれも美味しい」と教えてくれました。
というわけで、私も全部食べてみました。
ココアはちょっと大丈夫かな?と思っていたのですが、子供たちが「案外いける」と言っていただけあって結構美味しかったです。

定番のきな粉、あんこも勿論美味しくて幸せでした。団子自体もモチモチで子供たちが必死にこねてくれただけあります。

お腹いっぱい団子を食べた後は、玉井さんが淹れて下さったお茶を飲みました。

爽やかでとても飲みやすい味でしたね。

季節のものに触れ、身近にあるものについて様々なことを学べました。
また美味しい団子とお茶も飲めましたね。春の良い思い出になったのではないでしょうか?
それに加え、子供たちは昨年1年間の振り返りも出来ました。学んだこと、楽しかったこと、やってみたいことなどをしっかり自分の言葉で教えてくれました。きっとこれからも楽しく学んで成長していってくれることが今から楽しみでなりません。
最後になりましたが、今回様々なことをお手伝い頂きました玉井さんをはじめ保護者の皆々様、ありがとうございました。
美味しく幸せな時間を過ごすことが出来ました。
松城
竹ブランコで遊ぼう
ということで桂川の河川敷にて 子ども11人 保護者様 7人 元子ども1人 理事参加者3人 学生スタッフ4人で行いました。
皆さんはブランコと聞いて、どのようなものを想像しますか?
公園や学校にあるブランコを想像する方が多いと思います。
しかし今回は竹でブランコをしました。
一体どのようなものかは後でのお楽しみに。
駅で集合した組と現地集合した組に分かれていましたが、河川敷にて無事に合流しました。
私は駅から行ったのですが、着いた時にはすでに竹のブランコになる大きな竹が橋の上から見えていました。
集合してから、まず今回の注意点を聞きます。
それを知ったうえでいよいよ竹のブランコを組み立てます。
組み立ては慣れている河合さんをメインに行いました。

竹でたくさんの遊び道具ができましたね。
ここからは子供たちがしてみたいものをやっていってもらいました。
竹のそりは、上手に滑ることが難しいらしくまっすぐ滑るにはどうすればいいか考えて滑っていました。
またまっすぐ滑れないということは、距離も出ないということです。
どのように滑るか試行錯誤しながらの体験になりました。
次に今回のメインである竹ブランコです。

大人から子供まで多くの人に楽しんでもらうことができるサイズですね。
これに乗ってみます。
普通のブランコと違って、座って漕いでみるとなんだかフワフワしていました。1回漕ぐごとに下に下がる感じで、結構スリル満点です。
子どもたちは、背中を押してもらいそこそこの高さまで漕いでいきます。

立ち漕ぎは、すごく風が気持ちよくて楽しいのですが私はそれよりもふわっとする感覚に恐怖を覚えました。
でも子どもたちの中にはかなり高い位置まで漕いでいる子がいました。見ているこっちの方が怖くなってしまいますね。
さて最後に竹馬です。
竹馬に上手に乗ることができる方はどのくらいおられるのでしょうか。
私は小学校の頃に学校にあったので、上手に乗る友人を見たことあるのですが、皆さん乗れますか?
ちなみに私は今回初めて子どもたちに混ざって乗ってみたのですが直立することすらできませんでした。前のめりにバランスをとる難しさがどうにもだめですね。
子どもたちも初めて乗る子が多く、保護者の方や大人に支えてもらいながら歩いている姿を見ました。

上手に乗れるようになったかな?
こちらでブランコや竹馬をしている間にそりをしていた子たちはかなり成長したようで、まっすぐ・長く滑れるようになっていました。
実は最初の頃、坂が急で恐怖心の方が勝っていたために勢いに乗れず、うまく進めていなかったのではないかと予想がたっていたのですが皆さんそりに怖がらず、乗れるようになったからでしょうか。

普段は乗れないような大きさのブランコに乗ったり、普段なら滑らないようなところを滑ってみたりとかなり貴重な体験になったのではないでしょうか。
まだまだ冬の寒い時期でしたが、適度な運動をして体を温めることができたと思います。
身近なものでこんなに遊べるのかということや、河川敷という普段なら近くに来られないような場所にはどんな植物が生えていたかなど思い出してみるのもいいかなと思います。
体調とけがには気を付けて、今年も多くの自然の中で遊んでみてください。
投稿者 松城
ミニ門松づくり&クリスマス会
参加者は子ども会員7人 非会員3人(就学児1人 未就学児2人) 元子ども 1人 保護者様7人 理事参加者 4人 学生スタッフ 4人でした。
お昼過ぎに京都教育大学に集合して、いざ門松づくり!
机の上にはすでに今回使用する竹が置いてあり、子どもたちは興味津々でした。
ですが、作業を開始するその前に今回の企画の先生である河合さんから門松に関するクイズを出題してもらいました。
内容は門松に関するお話でしたね。皆さん、知っていましたか?
門松のメインは何かや、どうしてお正月に家に置くのかなど今までは知らなかったことを知るいい機会になったのではないでしょうか。

これから作る門松についての知識も深まったところで、門松づくりです。
まずは門松のメインになる竹を3本選んで、セロハンテープで引っ付けていきます。1本だけ高くしておくのでしたね。
皆さん、どの竹にしようか真剣に悩んでいました。自分だけの門松ですからとことんこだわっていきましょう。
その作業が終了したら次は、緑色のスポンジを小さく切り、竹の中に入れていきます。
スポンジは水の中に入っていたものを取り出してから切って入れたので、作業場の周囲がかなりびしょびしょになってしまいましたが、どの子も楽しそうに敷き詰めていました。
ここで竹の中に隙間が残っているとこの後の作業で、草花が刺さらなくなってしまうのでしっかり押し込んでいきます。
そしてここからは作り手のセンスが問われる飾りつけです。
あらかじめ用意してあった、大学内に生えていた植物を取って、自分の好きなように門松にさしていきます。
緑の葉、赤い実、松ぼっくり等々様々なものが用意されていましたね。

それでも物足りない子たちは外に自分で取りに行っていました。
1人1人様々なデザインの門松が徐々に完成していきます。
最後に、折り紙で扇を作り門松にさせば・・・
完成です!
皆さんどうでしたか?自分の中の最高の門松は完成しましたか?
私が見て回っているときは多くの子が楽しそうに完成したものを見せてくれました。
家でも立派に飾られたことでしょう。
きっと今年1年いい年になるように神様が皆さんの門松のもとに来てくれたことだと思います。

さてさて、この門松づくりの日はクリスマスイブでした。
というわけで、同時にクリスマス会も開催しました。
クリスマス会ということなのでもちろんプレゼントもありました。
そのプレゼントをかけて子どもたちでしたのは、すごろくです。
これ、私の手作りの川まちにちなんだすごろくだったのですが、皆さん楽しかったですか?
ゴールまでの間には分かれ道があったりとなかなか大変なすごろくでしたね。
子ども全員参加+河合さんで行いました。
かなり拮抗したスタートでしたが、そんなところに出現するマスが分かれ道のマスです。
片方の道は今まで通り、少し戻ったり進んだり、たまに隣のお友達と対決したりするルート。
そしてもう片方の道は、ゴールまでかなり近道になるけれど1マスにはスタートに戻されてしまうマスが存在するルート。
最初に到達した子どもたちはスタートに戻ることを危険に思い、遠回りを選ぶ子が多かったですね。
ですが、1人がゴールに近づくと途端に近道を選ぶ子が多くなりました。
プレゼントがかかってますからね!
1回休みになったりお友達とじゃんけんをしたりとかなり大変なバトルがありました。
そしてようやく・・・1位ゴールの子が!
プレゼントはお菓子の詰め合わせでした。様々なお菓子が入っていましたね。
そこからは皆さん着々とゴールしていきました。
しかし、なんと河合さんはスタートに振り戻されてしまいました。
まさかあのマスに止まってしまうなんて といった感じでしたね。
子どもたちのもとにお菓子が渡ってからジュースを飲みながら少し休憩しました。
冬の寒さにも負けない熱い戦いでした。戦いの後はしっかり甘いものを食べて休まないといけませんもんね。

お菓子を食べながら、子どもたちが今日の事を振り返りながら各々の家族に話している様子を見て良い冬休みの思い出になったかなと思いました。

1年間、お疲れ様でした。
2018年も皆様にとって良い年になることをお祈りしております。
子どもと川とまちのフォーラムに関わっている全ての方にとって素晴らしい1年になりますように!
投稿者 松城